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入浴は、“ぬるめ”か、“熱め”かの大問題

入浴は、“ぬるめ”か、“熱め”かの大問題

ぬるめのお湯にゆっくりつかる……これは以前から、美容的入浴の揺るがぬルールで、長い間、異論を唱えいる者はいなかった。
それでも、誰からともなく熱めのお湯を選びはじめ、最近では“熱め”派が急増していると言われる。

実は私自身も、“熱め”が好き。ぬるめだと、入った気がせず、長く入ってもなかなか体が温まらない。結局、温度上げてしまうことが多かったから。

それが最近は、さらにエスカレートし、冬に入ってからは設定温度をついに43度~44度へと上げた。もちろん体感温度は42度ぐらいに落ち着くつくはずだし、お湯に入るまでは43度、入ってから44度にあげるようにしている。
でもそうしてからなんだか妙に調子が良いのだ。ひどい冷え性で、血行も悪いうえに、近頃は免疫低下によるさまざまなトラブルが気になっていて、熱めの入浴がそういうことにぐるりと効果的と確信したから。

ちなみに、40度より“熱め”だと交換神経に働きかけ、“ぬるめ”だと逆に副交感神経に働きかけるとされ、ぬるめはリラックスにはなるものの、血行を高めたり、疲れを取ったりするのにはあまり向いていないとも言われる。
そもそも、ヒートショックプロテインを働かせるための入浴法も、かつては「ともかく20分入浴が決め手」で、だからぬるめしか選べなかったが、最近は「42度に5分から10分」と言われるようになってきた。

ここで思い出すのは“食品の50度洗い”。野菜も肉も、50度のお湯で洗うと、びっくりするほど新鮮になる。まさに、今までの常識を完全に覆す事実。細胞レベルの鮮度を瞬時に高めるこのテクニックは、ひょっとしたら人間の細胞にも効果的?なんて思ってみたり。もちろん50度はありえないが。

もちろん、高血圧の人や高齢者は、タブー。でも人間は、そういう意味でとても敏感、自分にとって最適な温度を体はよく知っていて、ちゃんとそれを心地よく感じるものなのだ。
自分が一番しっくりくる温度を探してみるといい。

私の場合は、あくまで設定上だが43から44度。しばらくはこれを続けようと思っている。

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