今年も美白コスメの発売シーズンが到来! ここ数年の美白スキンケアの研究成果から、各社とも美白シリーズの“軸”となる有効成分をもつようになりました。
たとえば、資生堂の4MSKやシャネルのTXC、ポーラのルシノール、カネボウのロドデノールなど。スター成分が揃っています。
今年はそんな各社が誇る成分を「いかにして効かせるか」、「その成分では足りない部分へ、どうアプローチするか」といった“バージョンアップ版”ともいえる美白コスメが目立ちます。
すでに“効く成分”という宝石があるからこそ、その宝石をさらに輝かせるためのテクノロジーや新成分が追加されているのです。
では、最も気になるポイント、「美白効果はどう進化しているか」という点では、大まかにいえば“シミとシミ予備軍に効かせるか”、か“シミだけでなく肌全体を明るくしたいか”という2大潮流に分かれているのが今年のトレンド。
そのため、まずは自分の顔や肌をよく観察して「どのように美白したいか」を考えた後に、その悩みに働きかけてくれる美白コスメを選ぶのが賢い方法になります。
では、いよいよ本題に入りましょう。今年の新作美白のなかで、「シミに効かせる」という点で、大きく進化しているのがポーラの「ホワイトショット」、資生堂の「HAKU」、シャネルの「ル ブラン」の3ブランドです。
資生堂のHAKUは、美白有効成分である4MSKとm-トラネキサム酸が“角層の表皮”の部分を多角的に働きかける、というのがこれまでのアプローチでしたが、今年はそれに加えて、角層の奥深い部分“真皮”から表皮へとなだれ込むと“シミの増殖因子”になってしまう因子に着目。
これまでの表皮だけでなく、真皮の部分までフォローすることで、角質をくまなく美白することを訴求。これを“美白の第二ルート”と呼び、美白へのアプローチを前進させています。
シミの生成連鎖を抑止して美白する。2か月半ほど使えるサイズ。
HAKU メラノフォーカスCR 45g 10,500円医薬部外品/資生堂(2月21日発売)
シャネルは1週間に1本で、1か月・4本を使う、集中美白美容液を発売します。こちらはメラニンの過剰生成に多角的に効く独自の成分TXCはもちろんのこと、さらにメラニンが黒化して、顕著に現れてしまう前段階の“ぼんやりジミ”に効く成分、ブチノールを追加配合。
この2つを配合することで、シミ予備軍をもぐら叩きのように、次々とブロックしていきます。
ちなみに、このブチノールは日本で承認されている十数種の薬用美白成分のなかでも、特に効果が高いと言われている成分。
つまり効き目に定評のある成分が2つも搭載されているわけで、美白効果には相応の期待がもてます。
©CHANEL
シミと肌の色ムラへの作用を期待。ル ブラン インテンシブ ナイト トリートメント 7ml×4本 34,650円医薬部外品/シャネル(2月22日発売)
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