ジャン・ルイ・ファージョン(Jean Louis Fargeon)が、幽閉されたマリー・アントワネットに届けた最後の「トリアノンの香り」。
この「トリアノンの香り」は、当時調香師の見習いだったピエール・ルバン(ピエール・リュバン)によって、香水商ルバン家(リュバン家)に伝わります。
「ブラックジェイド」(黒玉)は、ルバン家(リュバン家)に伝わった王妃マリー・アントワネットを運んだ香りのエッセンスを再現し、現代において名を変えました。
楓子香、ベルガモット、カルダモン、ローズ、ジャスミン、香、シナモン、インド白檀、パチョリ、バニラ、トンカビーン、琥珀のブレンド。
コレクターの方にぜひ。
購入はこちら→http://www.pariswave.com/detail.php?id=13294
プチ・トリアノン Petit Trianon
http://lohasstyle.jugem.jp/?eid=265
「王妃の香り 女王の目覚め」ヴェルサイユ宮殿限定品
数年前にヴェルサイユ宮殿で「王妃の香り」が限定発売されました。調香師フランシス・クルジャンによるものです。
残念ながら、こちらは購入できませんが、オークションにあるかもしれません。左は2005年の発売で、10セット限りで100万以上の価格だったと思いますが、右は¥55.000でした。
歴史学者のエリザベス・フェイドー(Elizabeth Feydeau)が、ジャン・ルイ・ファージョン(Jean Louis Fargeon)の処方を明らかにしたのです。もともとデュ・バリー夫人のご用達香水商。
ジャスミン、ローズ、アイリス、ピカケ、ラベンダー、ムスク、バニラ、アンバー グリス、ヒマラヤ杉、サンダルウッドを調合。
ヴェルサイユ宮殿の限定品で、当時の技術と自然抽出素材で作られた香水。当時、マリー・アントワネットの署名のレシピを原則に、現代に適合した香にアレンジ。
女王の目覚め(MA , Sillage de la Reine )です。
(C)Panpuri
パンピューリ マリー・アントワネットのパヒュームキャンドル
ファムファタールシリーズ→http://panpuri-store.com/products/list.php?category_id=11
王妃マリー・アントワネットは「香り」をこよなく愛しました。王妃へのオマージュとしてつくられたフレグランスのキャンドル。
ブラックカラントのブレンドに、魅力的な花の君主バラ、シャクヤク、ライラックのエッセンスなど。
ヴェルサイユ宮殿のアフタヌーンティーを彷彿させるとありましたが、私には、アントワネットがフェルセンと踊り明かす仮面舞踏会を想像いたしました。
■友人の記事 「惨殺されたフェルセンの最期」
http://renessance.jugem.jp/?eid=159■
■Fluer D'interdit ~禁じられた花(オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと香水のお話)
http://www.geocities.jp/tokoscar_andre/sub6.html
ベルサイユのバラのオスカルと香水の物語。なかなか面白いですぅ。■
マリー・アントワネットの香水瓶
(C)Musée international de la parfumerie, Grasse
もしも、王妃の香水瓶に香りが残っていると考えると・・・。
タンプル塔の幽閉生活も、悲惨な国民の暮らしより優雅でした。カペー夫人と呼ばれる元王妃アントワネットは、この香水瓶までも持ち込んだのでしょうか。
そして、寵愛した調香師ジャン・ルイ・ファージョンの最後の香り「トリアノン」を忍ばせて。
そのあと、元王妃は囚人として、コンシエルジュリーに移されます。
ブルボン朝の王妃 マリー・アントワネット さらば、王家よ
http://lohasstyle.jugem.jp/?eid=134
サブ記事 マリー・アントワネット タンプル塔
http://lohasstyle.jugem.jp/?eid=215
コンシエルジュリー 囚人のマリー・アントワネット
http://lohasstyle.jugem.jp/?eid=130
マリー・アントワネットの身づくろい
(C)Musée international de la parfumerie, Grasse
勝手な想像ですが、このトランクの身づくろいのセットは、「ヴァレンヌの逃亡」時に用いたものではないかと思っています。
この逃亡で、「国王はその地位にとどまるべきか?」
「宮廷の考え、王家の改革同様に、王妃、マダム・エリザベートにも改めていただかなければなりません。愛国心ある男女両方の市民を、特権階級と愛国的な旧貴族たちのポストにつけるのです。」
それが、「女性および女性市民の権利宣言」を謳ったオランプ・ドゥ・グージュ。
オランプは、「さらば、王家よ。王妃はいつかきっとご自分の思慮の無さに後悔して血の涙を流すでしょう。」とマリー・アントワネットの背中に投げつけたのは、ずいぶん前。
オランプ、あなたも露となるというのに。
オランプ・ド・グージュ 復讐の女神
http://lohasstyle.jugem.jp/?eid=264
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■リンガリンガで「美の王妃 マリーアントワネット精油」が手に入ります。
・美の王妃 マリーアントワネット精油
http://www.ringaringa.net/item/ceo/marieantoinette.html
・マリーアントワネットの手作り美容液の作り方 リンガリンガソープ
http://www.ringaringa.net/cosme/serum-44.html
美容液とか化粧水とか石鹸とかの手作りにはわたくし、めっぽう弱く、てづくりダメダメ。出来上がりの購入が一番好きです。
ですからアントワネットの精油はアロマランプかバスタイムの入浴に使っているだけ。コレクターということで、購入してみてはいかがでしょうか。
手作り大好きな方には、スキンケアの香りづけに。全体の2%以内で、混ぜ混ぜしてください、とのこと。
もちろんオイルのボディマッサージにも。
生活の木でもワンコイン講習がありましたロールオンアロマも。リンガリンガソープにてつくれます。そのボトルにホホバオイルと混ぜ混ぜ。8mlに対して20滴くらいだそうです。
アントワネットも愛用したポプリサシェをつくってもいいかもしれませんね。
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~来年の記事に続く・・・です。~
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