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透明美白肌キープのためのポイント。

透明美白肌キープのためのポイント。

以前、Chiekoで回答させていただいて、
有難いことにご好評を賜ってた内容+追記のまとめです。

『シミの進行を防ぐために』
https://chieco.cosme.net/board/board_id/45862
(質問投稿者のyuzurune様に、こちらへの掲載許可を頂戴しました。
ありがとうございます)


*紫外線対策の注意点

・通年、SPF25/PA+++の日焼け止めを使用する
 SPFでブロックされる紫外線B波は、オフシーズン(10月~3月頃)には
 ピーク時の半分以下まで減少しますが、
 シミの一因である紫外線A波にはオフシーズンがありません。
 PA値に注意して日焼け止めを選びましょう。

・日焼け止めは厚めに塗る
・日焼け止めは露出する箇所すべてに塗る
・日焼け止めはこまめに塗り直す
 汗などで日焼け止めが流れてしまっては意味がありません。
 夏場は特に、数時間置きに塗り直しましょう。
 また、濡れた時はタオルでこすらず、ポンポンと軽く叩くように
 水分を拭き取ると、比較的日焼け止めが落ちにくいです。

・遮光の窓ガラスやカーテンを使う
・帽子や日傘、紫外線カット効果のある眼鏡やサングラスを使用する
 室内にいる間に知らずに浴びている紫外線、地面から照り返す紫外線、
 瞳孔や頭皮から浴びている紫外線も結構な量です。

・日傘や帽子、グローブ、紫外線対策のための羽織り物などは黒を選ぶ
 濃いカラーの方が紫外線を透過しづらいです。

・柑橘類は、日没~夜10時頃の間に摂取する
 柑橘類には、紫外線の吸収を良くするソラレンという物質が含まれています。
 これは一度摂取すると7~8時間程度血液中にとどまります。
 日の出まで8時間を切った時刻~日中の間は、摂らない方が無難でしょう。
 日中にビタミンCを補給したい場合は、
 いちごやアセロラ、ローズヒップなどがオススメです。


*美白に良い成分

・ハイドロキノン
 既にできてしまったシミに効果的です。
 安定性が高くなく酸化しやすいこと、白斑などの副作用の恐れがあることから、
 皮膚科医の処方を受ける必要があります。
 マイケル・ジャクソンが皮膚全体の漂白に使っていたほどの成分です。

・アルブチン
 ハイドロキノンを誘導体化し、安定性を高めた成分です。
 皮膚の奥に潜んでいる段階のシミ予備軍効果的に働きかけます。
 αアルブチンとβアルブチンがありますが、
 一般的に“アルブチン”とだけ表記されているものはβアルブチンです。
 αアルブチンの方が親和性が高く、酵素チロシナーゼの活性化を抑制するため、
 使用する場合は“αアルブチン”と表記されているものがいいでしょう。

・プラセンタ
 肌細胞の生まれ変わりと若返りを促進します。
 ただ、こちらは動物の胎盤から成長因子を抽出した成分ということで、
 理論上は感染症の可能性が否定はできず(過去に実例はないそうです)、
 使用に抵抗のある方も少なくないようです。
 各自納得なさってから、自己責任でご使用になることをオススメします。

・ビタミンC誘導体
 活性酸素を除去し、肌細胞の酸化を防ぎます。
 メラニンの生成を抑制し、肌の弾力を作るコラーゲンの生成を促進します。

すでにできてしまったシミにはハイドロキノンとプラセンタ、
シミ予防ならアルブチンとビタミンC誘導体というところでしょうか。
ビタミンCは喫煙及び副流煙やストレスによって
通常の2~3倍の速さで消耗してしまうので、喫煙習慣のある人や
ストレスを感じやすい人などは、意識的に多めに摂取すると良いでしょう。
ハイドロキノンについては、今はAMPLEURというブランドから
“新安定型ハイドロキノン”という、酸化しづらく湿度などに耐性のある
ハイドロキノンを配合したスキンケアが出ています。
私はまだ使ったことがないので、オススメはできませんが
ご興味がおありの方はどうぞ。


*その他

肌が乾燥した状態だと紫外線の吸収が良くなるため、保湿のお手入れも重要です。
要はメラニンとは、肌が自分を、紫外線という刺激(軽い火傷状態)から
守るために作り出す色素なのです。
肌はきちんと潤った状態だと、水分によるバリア機能もある程度高いため、
メラニンを作らずとも自分を守ることができます。

女性は、排卵後の時期は、黄体ホルモンの関係で
普段よりも紫外線の吸収が良くなっています。
月経前はいつもよりさらに紫外線対策に気を遣いましょう。
肌が過敏になる時期でもあるため、肌の弱い人は、ノンケミカルなど
自分に合った肌負担の少ない日焼け止めを見つけておくといいと思います。


私は以前、SK-2のカウンターでBAさんに
「シミは肌表面に1つ出ると、奥には30潜んでいる」
と伺ったことがあります。
怖すぎる。某Gから始まる害虫のようですよね……(笑)
なので紫外線対策に関しては
「やってやりすぎということはない」というスタンスです。

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コメント(3件)

  • nm73さん PAって意外と重視されませんよね。保湿は全てのトラブルの基本の対処法ですね!せめてシミ予備軍を肌表面に出てこないようにさせたいものですね。

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    • 更新する

    2013/1/17 03:45

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  • ゆ~チャンさん 本当、怖いですよね~。女性にとってはG以上かも(笑)冬の間って紫外線が少ないような気がするところが、夏よりも余計に怖い気もします。

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    • 更新する

    2013/1/17 03:44

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    • 返信する

  • やっぱり年中SPF25/PA+++は必要なんですね~!最近保湿に重点を置いています。濃いシミがだんだん薄くなってきた気がします。やっぱり保湿も必要なんだな、って思いました。シミが30なんて!!恐ろしいです・・・

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    2013/1/16 23:24

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