スピッツ『三日月ロック その3』より。
わかるなあ、と思うんです。
しとしとと降り続ける春の雨って、秋の長雨のように感傷的になれるようなわけでもなく、夏の雨のようにざっと降ってさっと晴れるような爽快さもなく、ただ、生命が芽吹いていく季節の中で、しとしとと降る雨は、なまあたたかくてうっとうしい。
江國香織さんのエッセイに『泣かない子供』『泣く大人』というものがありますが、『泣かない子供』を出して五年後の『泣く大人』のあとがきで、
私は「泣く大人」になりました。
実際の行為として泣くかどうかはともかく、大人というのは本質的に「泣く」生き物だと思います。「泣くことができる」と言った方が正確かもしれません。それはたぶん、心から安心してしまえる場所を持つこと、です。
私は「泣かない子供」だった自分をすこし心強く思いますが、「泣く大人」になれて嬉しい。
と、あって、わかるなあと思うんです。
わたしも、「泣かない子供」でした。ただ、思春期になって、怒ってばかりの子供だった気がします。何にそんなに腹を立てていたのか、ともかく、よく、怒っていました。
そして今、「泣く大人」になりました。何がそんなに悲しいのか、ときおり、もう、なんでもなく、泣いてしまいたい気持ちになります。
なのに、春の雨は、泣かせてくれないんです。
もやもやがまとわりついて、いやだいやだと思うんだけれど、泣くことができなくて、いっそ泣けたらいいのに。
仕事で、同じ職場の方ではないんですが、顔立ちは綺麗なのにまつげの一本いっぽんがマスカラのダマのような女性がいて、それがあるときから、つけまつげに変えて、綺麗になってよかったと(上から目線で大変失礼ですが;)思っていたら、今度ご結婚されると聞いて、へええと思っていたんです。それはよかったのですが。
その女性、以前からものすごいワンマンぶりで、それがみんな知っているような噂になっていて、(嫌ですねぇ)、わたしも時々、それも少し顔を合わせるくらいなのに、トゲトゲした方だなあと思っていて(たとえば「お疲れ様です」というその言い方というか、声がもう、怖いんです。)その方には悪い印象しかなかったんですが、先日、「こんな話わたしは聞いていない」と、ヒステリーを起こされているのを見て(実際はいわれもない電話を本人から受けて、声を聞いただけですが)もう一体、どうしちゃったのよ、と言いたくなりました。
…なんだかね。いろいろと、ありますね。
気を晴らすために、ルージュを買っちゃいました。
ひとつ前の記事で書かせて頂いた、ルージュ・ジバンシイより2本。
#305 ルージュ・エジェリ
#102 ベージュ・プラム
近くのカウンターが無くなってしまったので、すこし足を伸ばして買いに行きました。
なので別の予定の合間に行くことになってしまったのと、休日でカウンターが満席だったため立ったままのタッチアップになったので、なんと#102はタッチアップ無しに購入しました 笑。(ご存知の方には、また? と思われそうですね^^;)ただ、これはいけるなってお色だったんです。
こちらは、公式パンフレットのお写真で、#102 ベージュ・プラム と名がついておりますが、ベージュというよりもピンクに発色します。
屋外で見ると、本当に綺麗で自然なピンクです。わたしは素の唇の色が薄いので、この「自然なピンク」というのは、ものすごくうれしいんです。つやも、ギラッせず、ちゅるっとせず、ごく自然な光のつや。素の唇かと思わせるリップです。
購入した二本ともに言えるのですが、ジバンシイらしく上品で大人っぽいのですが、可愛らしい印象があって、それがたまりません。
公式パンフレットでモデルさんがつけているのを見て、可愛い~!と思っていたのが、#305 ルージュ・エジェリ。
紹介には「赤でもないオレンジでもない絶妙バランスが、男子の欲望をかきたてる魔性カラー(はあと)」とあって、欲望うんぬんはわたしの実力の問題だとして…^^;
たしかに赤でもオレンジもない絶妙なカラーなんですよね。
同じルージュ・ジバンシイでは、わたしが購入に迷った#303 コライユ・デコルテがオレンジ寄りの赤で、
#306 カーマイン・エスカルパンが、真紅。
いい写真ですよね。こんなふうに赤を身につけることができたら格好いいなって思います。
お話を戻して、ルージュ・エジェリですが、赤だと格好よくなったりラグジュアリーになったりしますし、オレンジ寄りの赤になると、もうすこし自然になってしまったりするんですが、絶妙な赤なので、なぜか、最高にキュートなんです。
生花のような瑞々しさのある赤色。
古い言い方かもしれませんが(笑)キュート、というのに相応しく、本当に花びらのようなくちびるになります。
お色の印象も、スティックでの直塗りでの触感も、不思議とすっごく軽やかなリップです。クチコミでも熱く書きましたが、こちら、スティックでの直塗りが、本当に気持ちがいいんです。
口紅と呼ぶのに相応しいしっかりした口紅ですが、軽やかな印象で、毎日でもつけられる、なのにラグジュアリーな雰囲気もある、という、贅沢すぎるほどのルージュ。
ちょっと、気持ちも晴れました。
やっぱり気分を変えるには、ルージュを変えてみるべきかも? ですね。
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