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かおりやにおいにびんかんなんです。

かおりやにおいにびんかんなんです。


『スメルハラスメント』ってキーワード、ご存知ですか?
http://girlschannel.net/topics/31082/

好きな香りを個人的に楽しむのは構わないのですが、残念ながら世の中には自分の好きな香りを他人にも意識的にふりまいて、自己満足を押し付けようとする人がいます。それを助長・正当化するようなテレビCMもサブリミナルのように毎日流されています。
老若男女全ての人が『好きな香り』なんてありませんし、『嫌い・苦手・不快なにおい』が誰にでもあることを知っている筈なのに、酷いと思いませんか?

満員の電車・バス・エレベーターなど、身動きが取れない狭い空間の中に、あなたの嫌い・苦手・不快なにおいがもし充満していたとしたら・・・。あなたは耐えられますか?

私が好きな香りの代表は精油、季節の草花の仄かな香り。
嫌いなにおいの代表は合成香料の残香・着香・拡散性の高いにおい。
マスキング(嫌なにおいに別のにおいを重ねて誤魔化す)など、押し付けがましいにおい。
しつこい煙草のにおいなどです。
被害者も加害者も生きにくい世の中です。でも被害者は病気を抱えている分、深刻なんですよね。

先日、こんなニュースを目にしました。

<柔軟剤>香りで体調不良、国民生活センターが啓発要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130919-00000084-mai-soci

柔軟仕上げ剤の臭いに関する相談急増 国民生活センター
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0919/san_130919_2154249579.html

柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130919_1.html

柔軟仕上げ剤の臭いで体調不良、相談が急増/呼吸器障害も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130919-00000005-wordleaf-soci

流行する香り付き柔軟剤「過敏症」の人たち悲鳴
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013090202000121.html

美レンジャー 公害ならぬ「香害」被害急増中!? 大人の香りNGマナーまとめ
http://www.biranger.jp/archives/81670

赤星たみこ氏 本当の香りのおしゃれとは?
http://www.yomiuri.co.jp/otona/life/ecolife/20130919-OYT8T00586.htm

香料の有毒性と香害について
http://ameblo.jp/rik01194/entry-11736040129.html



主に天気が良い日の午前中は、自宅の窓が開けられなくて困っています。
@cosmeの『その他』のランキング(全く参考にならないんだなコレが…)
https://www.cosme.net/item/item_id/1029/ranking
に並んでいるような合成洗剤や柔軟剤を使ったと思われる洗濯物や排水などから、強烈なにおい(化学物質)が漂ってくるのです。そのせいで頭痛や吐き気など、体調が悪くなるのがつらい。

自分が学生の頃、学校で保護者参加のイベント(授業参観/PTA/運動会など)のある日は、香水や化粧品の香料のせいで気分は最悪だったことを今でも覚えています。

その他消臭剤、農薬、殺虫剤、防腐剤、印刷物のインク、工場や車などからの排気、工事中や新築の家のにおい・水道の塩素などでも体調が悪くなります。

合成香料でアレルギー
http://www.live-science.com/bekkan/toba/keimei/keimei21.html

NPO法人・化学物質過敏症支援センター
http://www.cssc.jp/cs.html

化学物質過敏症(CSまたはMCS)は花粉症などのように誰にでもなりうる病気です。潜在を含めると患者は70~100万人とも言われています。香料はCSの人だけに有害なのではなく、香料に曝されていると健康な人もCSになる危険性があります。つまり個人で違う容量のコップにそれぞれ水を注ぎ続け、その水が許容量を超えて溢れ出た時に発症するのです。症状は個人差が非常に大きいそうですが、危険回避のため香料に敏感になるので鼻がとても利くのが特徴です。この点は香料アレルギーや喘息の人なども同様でしょう。アレルギー体質の人・妊娠中のお母さん・幼い子供などには特に注意が必要です。

迷惑なので特に自粛を求めたいのが飲食の場に勤める人。食事中にキツい香水や柔軟剤などのにおいがしては一気に食欲も減退、折角の料理が台無しになってしまいます。料理が素晴らしくとも、くさい店員がいるくさい店には二度と行かなくなりました。

CS防御策はとにかく避けること。
http://item.rakuten.co.jp/mitomo/1317/

この他に迷惑なにおいで特徴的な例としては、LUSH(ラッシュ)
http://www.lushjapan.com/
http://kotonoha.cc/no/156838

商品単体ではそれほどでもないのに、お店という1箇所に集合するとものすごい香害になりますよね。路面店なら外から蜂や蝶などが寄ってくるかも(苦笑)
私はそばを通るだけで頭がクラクラしてきます。同じ意見の人の一部からは『ラッ臭』などと揶揄されているようですが、まさににおいの暴力です。言うなればテロです。二日酔いやつわりなどで体調が悪い時が重なった場合はもう最悪。ドアをつけて負圧して欲しい。

『騒音規制法』だけではなく香料の規制法も必要な時代になってしまったようです。
http://www.fragrance.co.jp/dc2/perfume-links/perfume-legal.html

香りは鼻から嗅覚として脳へストレートに届く(はい、ここアロマ検定1級の試験に出ますよ~!)ので、「よくアレで店員さんは平気だな~」と感心してしまいます。
入社したての頃はストレスがたまっていたけれど、「これが仕事だから~」と我慢していたらいつのまにか嗅覚が麻痺して何も感じなくなってしまった(嗅覚疲労)のか?などと想像できますが・・・。

香料はムスク以外、すべて天然の精油をブレンドして作っているそうですが、あの拡散性を思うとどう考えても怪しい。はっきりさせたいところですが、現在の薬事法では香料の由来を現品に表示する義務が無いので我々消費者には区別がつきません、この現状も酷い。

拡散力が強いので、同じフロアにある食品を扱うテナントはきっとウンザリしていることでしょう。心中お察し申し上げます。

『生活の木』や『カリス成城』などの精油を扱うアロマ専門店ではそいういった不快な感じは全くありませんので、比べてみると違いがはっきりと分かりますよ。
http://www.treeoflife.co.jp/
http://www.charis-herb.com/

@cosmeには『香りつき柔軟剤・洗濯洗剤 』というカテがあります。
https://www.cosme.net/pickup/pickup_id/1001/top
変なの。
まぁそもそも欧米人のライフスタイルに合わせた製品を日本で売るほうも売るほうですけどね。

今日のひとこと
「こんな流行さっさと終わってくれ!!」

資料:毒にまみれた現代人の一日
http://ohitori.hjmt.biz/su_5.html

あのプライベートブランドの怖い話
http://alfalfalfa.com/archives/6850807.html


猫印



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