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(oё)/「雨の特異日」って何だろう?

(oё)/「雨の特異日」って何だろう?


★ (頭のサプリ) 明日は 【雨の特異日】 ?

■ 半夏生(はんげしょう)に近い、明日のお天気は?

明日6月28日は【雨の特異(とくい)日】だそうです!!

統計的に【雨の多い日〕】と言う意味ですが、〔雨の特異日〕
だからといって【大雨が降る】という意味ではありません!!

ただ【半夏生(はんげしょう)】の頃に降る雨ですから、
その日に【半夏雨(はんげあめ)】といえるほどの
【強い雨が降る】ことも多いのでは無いでしょうか?!

まあこの時期ですから雨は仕方がないという気もしますが、
雨が降ってもその雨が、被害を生むような【半夏水(はんげ
みず)】とならない雨であってくれることを祈るばかりです☆彡

≧人≦ 頼む!!

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■ 特異日とは?

毎年、ある天気が〔高い確率〕で現れる【特定の日付】のことです。

※ 正しくは【気象特異日】と言うのですが、単に〔特異日〕
といえばこの気象特異日を指す場合がほとんどのようです。

なので明日は【雨降り】となる地方が多いでしょう?!

ちなみに「晴れの特異日」は11月3日の【文化の日】です。

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■ 雨の特異日とは?

6月25日頃~7月2日頃は〔1年〕のうちで【最も雨の降
る確率が高い】時期で、その中でも〔6月28日の雨の降
る確率〕は(東京で)【53%】と大変高くなっています。

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■ 本当に雨が多いの?

〔1979~2003年〕の【特異日の的中率】
一覧表によりますと、この期間の25年間で

   ○(的中)  16回
   △(半的中)  6回
   ×(不的中)  3回

となっています。【的中・半的中・不的中】をどのように分けて
いるのか、定義が判りませんでしたが、そのまま信じれば〔的
中率〕は【16/25 = 64%】およそ、〔2/3の率〕で雨と
言うことですので【雨の多い日】と言ってよさそうですね ww

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■ 特異日はずっと同じ日?

特異日は統計的に〔高い確率〕で【ある特定の天候】が多い日です。

現在気象の統計は通例最近の30年間のデータに
よって求められます(よく聞く「平年に比べて5℃も
気温が高い」何て言う場合の、平年の値の求め方)。

「最近の30年」という考えですから、
10年も経てばこの値も変わります。

なので、〔特異日から外れる日〕もあれば、〔新
しく加わる特異日〕も有ると言うことになります。

因みに昔の〔体育の日〕の元になった、【東京オリンピック開催日〕
の10月10日は、かつては【晴れの特異日】として知られてい
ましたが、近年では晴れの特異日からは外れてしまっています。

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■ 特異日が出来る理由

特異日がなぜ起こるかについては、い
くつかの〔仮説〕が立てられています。

・単なる統計的な揺らぎである  ・地球大気の大循環の影響である

・彗星が軌道上にまき散らした塵の影響である・・・  などなど。

ただ、どれもこれも今ひとつ、説得力に欠ける
もので〔定説とされる〕には至っていません。

要するに【特異日が出来る理由】は
ハッキリ分かっていないと言うことです。

明日の【雨の特異日】は、日本全土がほぼスッポリ梅雨と
いう雨の多い時期にある日ですから、あとはちょっとの偶然
で、前後の日より少し雨が多い日であれば、雨の特異日と
なるようにも思えますが、特異日のみんながみんな、そん
な気象学的な説明が可能な日ばかりではありませんよね?!

というわけで、現段階では〔特異日が生まれる理由
は謎〕のままです。(個人的には「特異日に意味
があるのか?」と言うこと自体、謎のままです)

なんて言うと話は終わってしまいますが ww

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因みに、暦に関しても〔特異日に相当〕するものが
【雑節】として取り入れられているものがあります。

それが【二百十(210)日と二百二十(220)日】で、これは
農業をされている方には昔から言わずと知れた【嵐の特
異日】なのだそうですが、皆さまはご存知でしょうか?!

※ 二百十日(にひゃくとおか)は、雑節のひとつで、立春を起算
日(第1日目)として210日目、つまり、立春の209日後の日です。

※ 二百二十日(にひゃくはつか)は、雑節のひとつで、立春を起算
日(第1日目)として220日目、つまり、立春の219日後の日です。

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■ 半夏雨(はんげあめ)

夏至(とうじ)を過ぎること11日あまり
で「半夏生(はんげしょう)」を迎えます。

半夏生は七十二候の一つ「半夏生ず」の日です
が、現在では〔七十二候の一つ〕というより【雑
節の一つ】として採り上げられる存在になり、【
七十二候の出世頭】ともいえるかも知れません。

※ 七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で
考案された【季節を表す方式】のひとつ。〔二十四節
気〕をさらに約5日ずつの〔3つ〕に分けた期間のこと。

現在の半夏生は太陽中心の視黄経が100°
となる瞬間を含む日と定義されていて、今年
(2012年)は7月1日が【半夏生】です。

要するに〔半夏雨〕とは、この【半夏生
の頃に降る大雨】のことをいいます。

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■ 半夏水(はんげみず)

半夏雨によって起こる〔洪水〕のことを【半夏水】といいます。

半夏生の頃と云えば梅雨の終わり頃。梅雨
の終わり頃には、記録的という形容がつく
ような【大雨が降る】ことも多々あります。

梅雨の時期ですから、それまでに降った雨によっ
て川の水位は既にいつもより高め。そんな中で大
雨が降れば【洪水が起きやすい】のも分かります…

半夏生は昔【田植えの終わりを告げる日】でもありまし
たから、田植えが終わったばかりの田が洪水によって害
されることは人々にとっては《恐怖以外の何者でも無か
ったはず!!》と想像しますが、きっと【半夏雨や半夏
水という言葉】は、そうした恐怖から人々が〔特に敏感
になっていた〕から生まれたものなのかもしれませんね?!

( *⌒¬⌒)ノ 参考までぇ☆彡

▽ カキコ:12/06/27

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関東地方(某所)・・・19:00 現在

今日は1日、非常に穏やかな晴天 ww

まぁ、こんなもんでしょ ^^;

▽ カキコ:12/06/28

12/09/05:(oё)/「雨の特異日」って何だろう?

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