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日中乳液の日焼け止め効果と美白について追記。（ーーー部分）
【元記事】2015.4.19
■今季の美白は、クレドポーボーテ
美白３年間の足跡をまとめてみてわかったことは、何を使ってもいいから、
とにかく、コンスタントに美白は続けることが大事だということ。
美白美容液については、自分にとって効果のあるホームグランドアイテムを持ちつつも、
お得に手に入るコフレがあれば利用してお試し、
話題の美白、興味のあるブランドが出てきたら、浮気してみるもよし・・・・
これまで、効果を測ってみましたが、測定値もアップダウンしていて、
商品による違いというのも、あまりよくわかりませんでした。
ということで、今季、選んだのは、美白で定評のある資生堂、
その中でも、最高級ブランドのクレドポーボーテの
セラムブランプレシユーを選びました。
■美白は、これからが本番？
ところで、各メーカーの肌診断を受けながら、
美白について美容部員さんといろいろお話をする中で、
「紫外線も強くなってきたので、そろそろ美白美容液を使って欲しいんです」とか、
「これからは美白に力を入れる時期なので、期間限定の美白アイテムが出ました」
と言われることがあります。
私としては、あれ？ それでいいの？と思ってしまいます。
美白は、とにかく年間通して、続けることが大切だと悟りました。
紫外線が強くなったから、美白という商品の紹介のし方は、
そろそろ考えた方がいいと思うのです。
そしてこの時期、限定で販売するという美白の扱いはやめて、
いいものなら、一年中、発売して使ってもらった方がいいと思うのです。
安価で使用感がよく気に入っているアテニアの美白マスクは、夏限定です。
どうして、そういう販売にしてしまうのか、解せません。
■スキンケアで美白
美白は美容液だけなく、スキンケアでもその機能を備えているものがあります。
例えば、花王で言うと、エスト、アルブラン、ソフィーナには、
それぞれに美白にウェイトを置いたラインのスキンケア商品があります。
エスト → ホワイトニングフォース
アルブラン → ブランドそのものが美白に特化
ソフィーナ → ソフィーナボーテ
それぞれのブランドの中の、化粧水、乳液に、美白効果を加え、
美白に特化したラインです。
また、エスト、アルブランには「洗顔料」にも
「美白」と「マッサージ」を兼ねたものがあります。
美白効果のある化粧水などのスキンケアアイテムに、
「美白効果を加えた洗顔料」を、年間、コンスタントに使っていたことは、
気づかないところで、美白ケアのボトムアップを
してくれていたのでは？ と思いました。
メインの「美白美容液」だけでなく、
「スキンケア」や「洗顔」にも、美白効果のあるものを取り入れて、
使い続けていくことは、目に見えない効果をもたらす気がします。
ーーーーーー【追記】 2015.4.22 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ＵＶケア
さらにスキンケアの一貫として、ＵＶケアも美白にとって
大切な要素であることは、３年間の記録が物語っていました。
いくら美白ケアをしていても、ちょっと強い紫外線にあたったら、
それまでの努力がパーになっていました。
そのための、ＵＶケアも重要なポイントになります。
花王では、このＵＶカットをスキンケアの３本柱の一つにすえています。
【参考】スキンケアの考え方
→http://www.kao.com/jp/skincare/basic_01.html
毎日のＵＶケアを手軽に行うために、昼用乳液に、ＵＶ効果まで加えてしまいました。
そのため、わざわざ日焼け止めを新たに買ったり、
つけたしたりという煩わしさがありません。
これまで、日焼け止めということを、全く意識することもなく、
考えたことがありませんでした。
「今季の日焼け止めは、何を選ぼうか」とか、
「○○の日焼け止めがいい」という話題も、関心がなく、
花王は乳液に入っているからべつにいいや・・・という感じで、
日焼け止めというステップは、自分のお手入れの中では、抜け落ちていました。
ところが！
冬でもＳＰＦ５０の日中乳液を、１年中使ってたのです。
日焼け止めは、肌に負担がある。というのが常なのですが、
エストの日焼け止めの入った乳液は、ＳＰＦが５０でも、とても肌に優しいのです。
エストだけでなく、アルブラン時代も、SPＦ５０を１年中、使っていました。
冬に使っても、全く問題ないと言われたので、
どうせ、同じ値段なら、ＳＰＦ５０の方が効果があるのでお得。
紫外線も、なんだかんだ言って、冬での多いとメーカーは言ってます。
迷うことなく、基本の乳液はＳＰＦ５０を使っていました。
しかし、日常のお手入れの延長線上なので、
日焼け止めをつけている意識が全くなく、ＵＶケアができていたことに
今になって気づかされました。
【参考】紫外線の影響
→http://www.kao.com/jp/skincare/work_03.html
紫外線量は、春先から急に増え始め、UVAは5～6月には真夏とほとんど同じ程度。
UVBも真夏の8割程度の量になります。
9月からはUVA、UVBとも大きく減少しますが、
「UVA」は、「冬でも夏の半分」程度の量があります。
UVAは、地上の紫外線の約95％を占め、肌（皮膚）では真皮にまで到達。
ガラスも透過するので、窓から室内にも届きます。
今、思えば、デイリーの化粧水、乳液に加え、
紫外線対策の要でもある、日焼け止めも、季節問わず使っていたことが、
メラニンに対する緩衝効果に、一躍をになったのかも・・・と思うのでした。
肌に負担が大きいと言われる日焼け止めですが、肌あたりのよいものを選び、
季節に関係なく、使い続けるということも、美白のベースをアップさせる
一因だったと考えられます。
ーーーーーーーーーーーーー＜追記 終わり＞ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■美白スキンケアをしていたら、冬の美白はいらない？
冬は、これらのスキンケアの美白やＵＶケアで十分、
美白美容液は、いらないのでは？と考えることもできます。
しかし、私はそれは御法度だと思うのです。
スキンケアによる美白は、いわば縁の下の力持ち的存在。
縁側を下から支える柱のように、表には見えない部分で、
人知れず支えてくれているわけです。
しかし、表舞台には、表舞台で演じることができる力を持った役者が必要。
スキンケアは、縁の下を支える重要な役割を担っているけども、
それだけは、表の見える部分を華やかに見せる仕事まではできません。
存分に働かせるための影の立役者が、舞台のベースラインを引き上げているからこそ、
美白美容液がより一層、効果的に働くのだと思いました。
スキンケアの美白を冬でも使ってベースのそこ上げをし、
美白美容液も常に年間を通して使っていることが、最重要ポイントなのだと思っています。
■続けることで緩衝液の役割？
３年間のデータをまとめてみると、メラニンは上下していました。
しかし、多くなってしまっても、すぐに低下していることが確認できました。
これは、当初、コンスタントに美白美容液を使っている成果だと理解しました。
しかし、もしかすると、美白美容液とは別に、
デイリーに使っているスキンケアアイテム、化粧水、乳液に含まれている美白効果が、
緩衝液のような役割をしたのでは？ と思いました。
メラニンが異常高値を示しているのに、
次の測定では、過去最低の値になることもありました。
緩衝液とは、
pＨが、酸やアルカリに傾いた溶液を入れたとしても、
大きく変化しないように調整された溶液のことです。
年間通して、朝と夜、毎日、毎日、来る日も来る日も
美白効果のある化粧水や乳液を、使い続けます。
すると、肌はメラニンに対して、
緩衝液のような役割を果たすようになるのではと思いました。
そのようなベースを整えた上に、さらに美白美容液を使えば、
より安定した美白効果が得られるのだと思ったのです。
■資生堂の美白効果のあるスキンケア
◆シナクティフ
クレドポーボーテには、「シナクティフ」と「クレドポーボーテ」の２つのラインがあり、
「シナクティフ」は、化粧水と美白が一緒になっているので、
美白美容液は必要ありません。そのため、化粧水ではなく「保湿液」なのだそう。
他のブランド、ラインの考え方とは全く違う設計です。
美白美容液なしで大丈夫？ 二兎追うものは一兎も得ずにならない？
と思ってしまったのですが、ここは、資生堂が誇る最高級ブランドです。
技術の粋の集結。メーカーの最先端の技術を信じて、使うことが大事なのだと思います。
このシリーズを使う場合は、美白効果が心配でもあえてここに、
美白美容液を投入する必要はないと思いました。
というよりも、投入するべきではないと思います。
シナクティフというこのブランドに惚れ込んで使ってみようと思うなら、
邪念は排除し、その美白効果を信じて使い続けることも大切なのだろうと思いました。
もしかしたら、ＢＡさんの販促トークで、こんな話がでることもあるかもしれません。
効果が得られない時や、特に「美白志向の強い方に対して」
「最高峰の保湿液ですが、さらに美白美容液も加えていただくことによって、
より一層の効果が期待できます。」
もし、こんな話をしてしまうＢＡさんがいるブランドだとしたら、信用を失います。
これだけの価格のラインを販売しておいて、それはないでしょ・・・って思うからです。
シナクティフを使っているお客さんに、
さらに、同社の美白を追加してすすめてしまうなんて・・・
自分が販売するブランドの技術に自信と誇りを持っていたら、
さらに追加するようなおすすめはしないはずです。
もし、追加で使用したいというお客さんがいたら、その必要はないと、
ブレーキをかけるくらいでないと・・・
（この話は、実際に経験したわけではありません。
でも、個人の販売成績を上げるため、
特に美白意識の強い方でそのための出費を惜しまない方に対しては、
カモにされて、そのようなアドバイスをしてしまう人も出てきてしまいそう。
という想像でした）
◆クレドポーボテー
一方、クレドポーボーテの化粧水も、美白効果があります。
量は少ないみたいですが、トラネキサム酸が配合されており、美白効果が期待できます。
その他に、肌のトーンアップ成分も入っていて、肌を明るくし
白く見せる間接的な美白作用があるようです。
クレドポーは、美白はメインの効果ではありませんが、
美白効果がじわじわと効いていると考えられます。
一緒にしては申し訳ありませんが、
花王の美白系スキンケアと似たような機能だと思いました。
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【追記】2014.4.22
また、乳液にＵＶ効果を加えてしまうという考え方も、
花王の考え方と同じだと思いました。
一つ一つの機能は独立させて作用させた方がより効果的だと思う美白美容液に対して、
なぜか、日焼け止めは、他のアイテムと同居しても、抵抗感を抱きません。
中には、乳液にSPF入れて兼ねてしまことに抵抗を感じる方もいらっしゃるようです。
私が美白と化粧水が一緒になったものはどうなんだろう・・・と
思うのと同じなのかもしれません。
結局、商品設計を受け入れられるかどうかというのは、慣れの問題。
花王で、乳液＋日焼け止めという処方を、何も考えてない時代に、
受け入れて使い続けてしまったから、クレドポーボーテの、
日焼け止めと乳液が一緒になったものも、抵抗なく受け入れます。
というより、わざわざ日焼け止めを使う必要がないので大歓迎！
と思ったら・・・・
資生堂の日焼け止め効果は、ＳＰＦ25でちょっと心もとない数値です。
日焼け止めは、やはりこれだけではダメで、
別に必要とするというので、中途半端な感じがしてしまいました。
ただ、一般的に、冬に日焼け止めを使う方は、少ないと思うので、
ＳＰＦ25でも加わっていれば、年間を通した冬の日焼け止め対策を、
日常ケアの中で期待はできると思います。
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お値段は、クレドポーボーテの方が、格段に上です。
では、その分、化粧水の美白効果も高いため、
冬の美白美容液がいらないくらいの効果があるかといえば、
そんなことはないと思います。
乳液も、ＳＰＦの数値は低いです。
クレドポーのスキンケアを使っていても、やはり、１年中、
美白美容液を使い続けることは、必要だと思います。
資生堂には、美白美容液は、ＨＡＫＵ、ルーセントと、セラムブランプレシユーがあり、
美白効果は、ほぼ同じだそうです。
お値段の差は、保湿効果があるかどうか。肌を明るくするプラス効果があるか。
当初、HAKUもルーセントも、保湿効果を謳ってたはずです。
しかし、セラムブランプレシユーは、さらなる保湿力があるようです。
そして、肌くすみをなくして白く見せる効果も・・・・
そこで、どうせなら、最高と言われるものを使ってみようと思ったのでした。
■セラムブランプレシユーの使用前、使用後
ということで、使う前、使ったあとのBEFORE＆AFTTERを、
肌診断の結果で比較してみました。
あの美白に定評のある資生堂クレドポーボーテの美白美容液です。
ただ単に測定するのではなく、各社の肌診断機で比較してみることにしました。
◆ＳＫ２の診断機
まずは、いつも基本測定にしている、ＳＫ２の肌診断機の結果です。
ところが、いつもは、使う直前にＳＫ２の診断機で測定し、
使い終わった時点で、測定して比較してきました。
今回は、切り替える直前の測定ができませんでした。
そのため、正確な使用前のデータはわかりません。
兼ねてからＳＫ２の肌診断機の再現性は、
どの程度なのかという疑問がありました。
「面」で測定しているので、一番信頼していたのですが、よい機会なので
aftterのデータについては、同じ日に２回、測定してみました。
セラムブランプレシユー1本の使用期間は、1.5ヶ月が目安になっています。
実際に２ヶ月持ちました。
その結果が、こちらです。
３年間のグラフに追加すると、
同時に測定の結果が、わかりにくくなってしまったので、
エストからクレドポーに変えた部分を抜き出して拡大しました。
使用前のデータがないので、
エストの美白を使用していたときの値（内部：210 表面：76）を、
暫定的なbefore値と考え、
次の測定データを結んだ直線の途中、
使用開始の吹き出しあたりが、想定値です。
セラムブランプレシユーを使い切ったところで、
いつもとは違うデパートで２回、測定を試みました。
その間に一度、測定しています。
◆データの解釈
上記のグラフでもわかるように、同じ日に診断しても、
これだけのデータの開きがありました。
データの悪い方は夕方16:00測定、
いい方はお昼12:00ごろの測定です。
この測定の差の要因については、あとでまたあとで、記事にしようと思っています。
同じ、ＳＫ２の診断機で、セラムブランプレシユーの効果を比較しようと思った場合、
どちらの値を測定結果とするかで、全く効果の印象が変わってしまいます。
もし、セラムブランプレシユーの効果に期待して使っているなら、よい方の値を選択し、
多少の揺れはあるけども、継続して使っていれば、徐々に効果が出てきそう。
という解釈ができます。
一方、エスト命。
でも他のメーカーのものも使って、効果を確認してみる。
その結果から、エストはやっぱり効果がある。
ということを確認したいという気持ちで使っていたり、
高いもの使ったってそんなに変わらない。
高いからっていいわけじゃない。
そんなことを、証明したいという気持ちで肌診断をしていたとしたら、
悪い方のデータを迷わず採用します。
その結果から、資生堂の最高峰の美白といっても、
エストの美白よりも、悪くなったじゃない。大したことないのね・・・・
という結果に導けるわけです（笑）
データ的には、エストの方がいいという結果が出ていますが、
それは、自分にとっていいというだけで、
他人にも同じように作用するわけではありません。
誰かが使って、「○○がとても効果が出た」
あるいは「○○の効果は全くなかった」という結果を、
データで見てしまうと、なんとなくそういうものかなと思ってしまいます。
しかし、それはひとつの結果にすぎず、商品の優劣を決めるものではないわけです。
口こみなどを見ていて、自分に有効でなかったものに対して、
商品を全否定するかのような表現を見ると、
あなたにとって、有効じゃなかっただけのことなのに、
そこまで言わなくても・・・・と思ってしまいます。
今回、いつものデパートカウンターだけで測定していたら、
やっぱり、エストはすごい！
クレドポーボーテは、高いだけで、効果なんて全然ない！
と言ってしまうこともできるわけです。
とはいっても、これまで３年間の変動を見てきたら、
データは、一過性に動くことを、理解しました。
クレドポーも、まあ、こんなものかしらね・・・・と思っています（笑）
■同日測定結果の比較
下のグラフは、同じ日に測定した、内部と表面のメラニンを棒グラフで比較しました。
水色が表面メラニン
青色が内部メラニン
12:00ごろの測定と、16:00の測定でこれだけ結果に差がでています。
内部のメラニンは、121 増加
表面のメラニンも、 83 増えています。
この数字って、美白のお手入れをして、減った値と考えたら、とても嬉しい数字です。
しかし、一日でこれだけ動いているということなので、
測定する条件によって随分、変動していることがわかります。
よく夕方に測定すると結果が悪くなると言われますが、
今回のメラニンの測定結果は、別の要因があることがわかりました。
それについては、のちほど・・・・
この次の比較は、本家本元の、クレドポーボーテのスキンビジオム。
肌診断機の中では定評があり、結果も厳しいという噂の
資生堂の肌診断機で測定した結果を、比較してみたいと思います。
続き･･･ ○美白：クレドポーボーテ スキンビジオムでの結果は？
→https://beautist.cosme.net/article/1080230
==============================
【関連】クレドポーボーテの肌診断
○お肌診断：【クレドポーボーテ】軽々しく「Ａ」は出ない？ ← お試し前
→https://beautist.cosme.net/article/1026504
○美白：今季の美白は、資生堂クレドポーボーテをお試し（追記） ←ここ
→https://beautist.cosme.net/article/1079502
○美白：クレドポーボーテ スキンビジオムでの結果は？ ←続き
→https://beautist.cosme.net/article/1080230
