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化粧筆:【白鳳堂】ブラシの洗浄は、ほとんどしなくていいってどういうこと!?

化粧筆:【白鳳堂】ブラシの洗浄は、ほとんどしなくていいってどういうこと!?

「白鳳堂」の化粧筆を持つということは、.
お手入れも定期的にしっかり行なうという義務(?)を伴うもの。
いい道具を持つための条件。

そんな気負いにも近い思いを抱きながら、
よし、買うぞ!と覚悟を決めました。
事前にお手入れの仕方もちゃんと把握して、
自分で管理ができるかどうかを確認をしておくことにしましょう。

ところが・・・・

■ほとんど洗わないくていい!?
意気込んでいたのとはうらはらに、
あっけないお返事です。

「洗わなくてもいいですよ」

   ええええ!!!!!

といっても、それは、シャドーブラシのお話なのですが・・・


毎回、使うたびにティシュの上で、
なでるようにして拭いておけば、ほとんど洗う必要はないというのです。

えーーー  そんなもんなんですかぁ・・・・


■筆は色別にそろえる必要もなし
シャドーブラシも、実に沢山の種類があり、
入れ方、入れる場所、どのような仕上げにしたいかで、
形や毛質を選びます。

ところが、同じ部位で、違う色のカラーを使う場合は、
それぞれの色別に筆を使い分ける必要があると、
と思ってしまうのですが、
これまた、使ったら、ティッシュで拭き取れば、
共通に使っていいそうです。
濃い色と薄い色でも・・・

 「色の数だけ本数をそろえたら大変ですよね」
               (お店の方、曰く)


■パウダー・チーク類は?
では、パウダー筆やチーク筆の、
毛量があるタイプの洗浄はどうすればよいのでしょうか?

こちらも毎回、
手のひらで強めに毛先をはらって粉を落とします。

落ちきらないときには、ティッシュをテーブルの上に置いて、
なでるようにしてふきとればよいとのこと。
それほど頻繁に洗う必要はないそうです。

洗いすぎは返って、筆を傷めるとのこと。



■そんなこと言っても、夏には汗かくし・・
意外にも、洗わない方がいい。
そんな印象を受けるメンテナスでした。

しかし、夏となるどうなんでしょう?
ティッシュでふくだけでいいのでしょうか?

気になるようなら、洗ってくださいとのことです。
ダマになったり、つきが悪くなったりしたら、
洗浄すればよいそうです。

とにかく、洗いすぎは筆によくないということらしいです。
そして、毎日、毎日の、お手入れが大切ということのようです。


■日頃の手入れを中心に・・・
高級筆だから、洗浄もこまめにしなくちゃいけないのかと思いきや、
全く逆でした。
シャドーなどの筆はほとんど洗う必要はないとまで言われました。

洗うことの方が毛を傷めることにつながるようです。

その代わり、日頃、使ったあとの、
簡単なお手入れが大切ということです。

お手入れ冊子がついてきて、解説されています。
通販購入の場合は、この冊子がたよりです。



■「軽くはたく」の加減
軽くはたくと書かれていますが、
高級筆と思うと、はたき方も丁寧に優しく扱います。


▲手入れ方法

ところが!

実際に店頭で、デモンストレーションをしていただくと、

うそ!  そんなにガンガン、はたいちゃっていいの?!
と思うくらい、勢いよく(?)毛の部分をはたいていました。

あとになって、よそのメーカーの説明を聞きながら理解したのですが、

「コシがしっかりしているから、
 これくらいのことをしても大丈夫なんですよ・・・・」

ってかなり手荒い扱いをしていたところがありました。

つまり、それだけしっかりと植えつけられた筆である
ということを意味しているようです。

優しく丁寧ねいに扱って、
恐る恐る、お粉をはたいて、残しては意味がありません。
しっかりはらい落とすためにも、
ある程度の力は必要なようです。

このあたりの力加減は、
実際に店頭で確認することが大事だと思います。


■タオルで筆を拭うと・・
いろいろ筆の扱い方を見ていたら、
タオル地に使い終わったあと、なでるといいとあったので、
試してみました。
確かに、タオルのループがいい感じで、筆の粉をとってくれます。

ところが、タオルだと毛を傷めてしまうと言われました。
このあたりはデリケートのようで、
ティッシュの方がいいそうです。


■時とともにルーズになる手入れ
ということで、買った当初は、お手入れも、ちゃんとするぞ!
と意気込んでいたのですが、
次第にその気持ちも薄れてきました。

そんなに、洗う必要がない・・・というのもそうですが、
急いでいて、時間がないと、まあ、明日ちゃんと落とせばいいや・・・と
そのまま出かけてしまいます。

そのうち、まっ、いいか・・・が習慣化して(笑)


気づくと毛に粉がついているためか、
うっすら色づき始めました。
固まっている様子はありませんが、そろそろ、洗った方が良い感じ?

しかし、洗いすぎは、ダメといっているので、
まだ大丈夫なのかもしれないし・・・
そのタイミングがわからないで、
店頭に持って行ってみました。

かれこれ、買って2年近くになろうとしていました。

何て言われるかと恐る恐るでしたが、
「丁寧に使われていますよ。
 切れ毛もなくダマもありませんが、
 そろそろ洗ってもいいかもしれないですね」

またまた、買ったお店ではないのに、持ち込んだ筆を、
丁寧に見ていただいて、
そのあと、洗い方をこれまた丁寧に教えていただきました。

次は洗い方を、ご紹介いたします。

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下記は、これまで化粧筆に関する記事をクリップしてきたものを
まとめたものです。
みなさんそれぞれに筆の選び方、付き合い方があります。
いろいろご参考にしていただき、ご自身に合った筆を見つけ、
手入れの方法もみつけていただけたらと思って・・・

○INDEX:化粧筆 熊野筆 白鳳堂 洗い方 収納(my クリップから)
   →https://beautist.cosme.net/article/341459 




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