化粧筆:【白鳳堂】ブラシの洗浄は、ほとんどしなくていいってどういうこと!?
2012/10/18 19:46
お手入れも定期的にしっかり行なうという義務(?)を伴うもの。
いい道具を持つための条件。
そんな気負いにも近い思いを抱きながら、
よし、買うぞ!と覚悟を決めました。
事前にお手入れの仕方もちゃんと把握して、
自分で管理ができるかどうかを確認をしておくことにしましょう。
ところが・・・・
■ほとんど洗わないくていい!?
意気込んでいたのとはうらはらに、
あっけないお返事です。
「洗わなくてもいいですよ」
ええええ!!!!!
といっても、それは、シャドーブラシのお話なのですが・・・
毎回、使うたびにティシュの上で、
なでるようにして拭いておけば、ほとんど洗う必要はないというのです。
えーーー そんなもんなんですかぁ・・・・
■筆は色別にそろえる必要もなし
シャドーブラシも、実に沢山の種類があり、
入れ方、入れる場所、どのような仕上げにしたいかで、
形や毛質を選びます。
ところが、同じ部位で、違う色のカラーを使う場合は、
それぞれの色別に筆を使い分ける必要があると、
と思ってしまうのですが、
これまた、使ったら、ティッシュで拭き取れば、
共通に使っていいそうです。
濃い色と薄い色でも・・・
「色の数だけ本数をそろえたら大変ですよね」
(お店の方、曰く)
■パウダー・チーク類は?
では、パウダー筆やチーク筆の、
毛量があるタイプの洗浄はどうすればよいのでしょうか?
こちらも毎回、
手のひらで強めに毛先をはらって粉を落とします。
落ちきらないときには、ティッシュをテーブルの上に置いて、
なでるようにしてふきとればよいとのこと。
それほど頻繁に洗う必要はないそうです。
洗いすぎは返って、筆を傷めるとのこと。
■そんなこと言っても、夏には汗かくし・・
意外にも、洗わない方がいい。
そんな印象を受けるメンテナスでした。
しかし、夏となるどうなんでしょう?
ティッシュでふくだけでいいのでしょうか?
気になるようなら、洗ってくださいとのことです。
ダマになったり、つきが悪くなったりしたら、
洗浄すればよいそうです。
とにかく、洗いすぎは筆によくないということらしいです。
そして、毎日、毎日の、お手入れが大切ということのようです。
■日頃の手入れを中心に・・・
高級筆だから、洗浄もこまめにしなくちゃいけないのかと思いきや、
全く逆でした。
シャドーなどの筆はほとんど洗う必要はないとまで言われました。
洗うことの方が毛を傷めることにつながるようです。
その代わり、日頃、使ったあとの、
簡単なお手入れが大切ということです。
お手入れ冊子がついてきて、解説されています。
通販購入の場合は、この冊子がたよりです。
■「軽くはたく」の加減
軽くはたくと書かれていますが、
高級筆と思うと、はたき方も丁寧に優しく扱います。
▲手入れ方法
ところが!
実際に店頭で、デモンストレーションをしていただくと、
うそ! そんなにガンガン、はたいちゃっていいの?!
と思うくらい、勢いよく(?)毛の部分をはたいていました。
あとになって、よそのメーカーの説明を聞きながら理解したのですが、
「コシがしっかりしているから、
これくらいのことをしても大丈夫なんですよ・・・・」
ってかなり手荒い扱いをしていたところがありました。
つまり、それだけしっかりと植えつけられた筆である
ということを意味しているようです。
優しく丁寧ねいに扱って、
恐る恐る、お粉をはたいて、残しては意味がありません。
しっかりはらい落とすためにも、
ある程度の力は必要なようです。
このあたりの力加減は、
実際に店頭で確認することが大事だと思います。
■タオルで筆を拭うと・・
いろいろ筆の扱い方を見ていたら、
タオル地に使い終わったあと、なでるといいとあったので、
試してみました。
確かに、タオルのループがいい感じで、筆の粉をとってくれます。
ところが、タオルだと毛を傷めてしまうと言われました。
このあたりはデリケートのようで、
ティッシュの方がいいそうです。
■時とともにルーズになる手入れ
ということで、買った当初は、お手入れも、ちゃんとするぞ!
と意気込んでいたのですが、
次第にその気持ちも薄れてきました。
そんなに、洗う必要がない・・・というのもそうですが、
急いでいて、時間がないと、まあ、明日ちゃんと落とせばいいや・・・と
そのまま出かけてしまいます。
そのうち、まっ、いいか・・・が習慣化して(笑)
気づくと毛に粉がついているためか、
うっすら色づき始めました。
固まっている様子はありませんが、そろそろ、洗った方が良い感じ?
しかし、洗いすぎは、ダメといっているので、
まだ大丈夫なのかもしれないし・・・
そのタイミングがわからないで、
店頭に持って行ってみました。
かれこれ、買って2年近くになろうとしていました。
何て言われるかと恐る恐るでしたが、
「丁寧に使われていますよ。
切れ毛もなくダマもありませんが、
そろそろ洗ってもいいかもしれないですね」
またまた、買ったお店ではないのに、持ち込んだ筆を、
丁寧に見ていただいて、
そのあと、洗い方をこれまた丁寧に教えていただきました。
次は洗い方を、ご紹介いたします。
【関連】化粧筆
============================================
○化粧筆:なでしこJJAPANの副賞はどこの筆?
→https://beautist.cosme.net/article/333143
○化粧筆:熊野筆といえば・・・「白鳳堂」
→https://beautist.cosme.net/article/333884
○化粧筆:【白鳳堂】ブラシの洗浄は、ほとんどしなくていいってどういうこと!? ←ここ
→https://beautist.cosme.net/article/335303
○化粧筆:【白鳳堂】筆を洗う「温度」の謎 ぬるま湯って? ←次
HP・しおりと店頭で違う?
→https://beautist.cosme.net/article/335656
○化粧筆:【白鳳堂】一大イベント 化粧筆の洗い方
→https://beautist.cosme.net/article/321461
○化粧筆:【熊野筆】 松田聖子がすぐ違いに気づき大絶賛したというテレビの記憶
→https://beautist.cosme.net/article/333867
○化粧筆:【洗い方】化粧筆を無水エタノールで洗って大丈夫?
→https://beautist.cosme.net/article/341425
○化粧筆:【白鳳堂】どこのショップも同じような対応をしてもらえる?
→https://beautist.cosme.net/article/341451
○【コラボ企画】メイクをしないアラサー男子が化粧筆の正しいケアを化学的に検証してみた
→https://beautist.cosme.net/article/341468
○化粧筆:【コラボ企画】「化粧筆の正しいケアを化学的に検証してみた」を受けて ←ここ
→https://beautist.cosme.net/article/341553
下記は、これまで化粧筆に関する記事をクリップしてきたものを
まとめたものです。
みなさんそれぞれに筆の選び方、付き合い方があります。
いろいろご参考にしていただき、ご自身に合った筆を見つけ、
手入れの方法もみつけていただけたらと思って・・・
○INDEX:化粧筆 熊野筆 白鳳堂 洗い方 収納(my クリップから)
→https://beautist.cosme.net/article/341459
メイクアップ カテゴリの最新ブログ
目尻のキワまですーっと「ひと筆」。極細ラインが描けるリキッドアイライナーex
パラドゥのブログパラドゥ#ファンデ美容液<SHISEIDO・マキアージュ>あふれる美容液に包まれる体験をテーマにポップアップ開催!
@cosme TOKYO @cosme TOKYO さん