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Sk2の出会いとイメージ

Sk2の出会いとイメージ

■桃井かおりさんが作り出すイメージ
SK2といえば、お高いことで有名な高級路線。
母体がP&Gという、花王と同じ洗剤メーカーながらも、
両者にはかなり違うイメージがあります。

ところが、美容に疎かった私は、高級化粧品だとは知りませんでした。
SK2ってなんだかよくわからない名前。どういう意味? 何の略?
ドラッグストアの一画で、あのえんじ色のパッケージが異彩を放ってはいたけど・・・・

それは、CMに登場していた桃井かおりさんのイメージにピッタリで・・・
そして桃井さんのイメージから、エイジング化粧品だとずっと長い間、思っていたのでした。
また、一癖も、二癖もあるような、個性的な女性をターゲットにした商品。
そんなイメージでした。

あのSK2カラーのエンジ色。カラーイメージを調べてみると、
ゴージャス・充実した・円熟した・こってりとした・香ばしいだそうです。
色からも、SK2のイメージがうかがわされます。


■小雪さんの登場で、エイジング化粧品でないことを知る
ところが、CMに小雪さんが登場。
「20代から使ってました・・・・」のメッセージに、
「えっ? SK2ってオバ様化粧品じゃなかったんだ・・・」と認識を新たにしたのでした。

ところで、CMに見る小雪さんは、とってもきれいな肌だと思ったけど、
3丁目の夕日で見た時は、あれ? と思いました。CMとは、随分違う・・・・
やっぱりCMの特殊メイク、ライティング、撮影技術はすごいものがあるのね。
と思っていました。(あるいは加工?)
(あとで思えば、映画の3丁目は時代を反映するメイクだったのかもしれませんが)


■綾瀬はるかさんで、一新
その後、綾瀬はるかさんの登場で、SK2のイメージががらりと変わったように思います。
「もちもち・・・」「たまご肌・・・」とにこやかに語る彼女の肌は、本当にきれいで、
SK2を使ったら、あんな肌になれるのかもしれない。
彼女が、本当に使っているの? と思ってしまうのですが、
きっと、使ってるのだろう思わせてしまう力があり、
そういう錯覚をおこさせてしまいます。
現に、綾瀬さんは、なりたい肌の1位なのだとか・・・・

それと、彼女の親しみやすいキャラクターが、
高級路線で近寄り難かったブランドイメージを、
グっと身近なものに感じさせ、手にしてみようと思わせた貢献度、
それに伴い、お手軽キットの販売をガンガンCMで流し、
SK2とは縁がなかった人にも、使ってみたいと思わせたと思います。
そして、利用者の平均年齢をグっと下げたのではないかと推察します。

SK2にとって、綾瀬さんの起用は、非常に大きな、
ある意味、転機にもなったのではないかと個人的には思うくらい、
イメージを変える力が大きかったと感じています。


■桃井効果 vs はるか効果
桃井かおりさんが、SK2を推奨することが、ブランドイメージを引き上げていると、
高く評価している向きもありますが、
私は、綾瀬はるかさんの起用によって、
SK2にもたらした効果ははかりしれないと思います。
桃井さんよりも、影響力ははるかに大きいと考えられ、
裾野を一気に拡大したと感じています。

が! これも、長きに渡ってブランドのイメージ作りに貢献した
桃井カラーがあってのことで、
確実にイメージを定着させた上で、
小雪さんと段階を踏みながら、さらなる広がりを持たせたことは、
注目するに値します。

面白いのは、桃井世代でありながら、
綾瀬はるかのSk2の方に共感してしまっていることです。


■マスクからSK2の世界に足を踏み入れる
そんなSK2の商品に興味を持ったのは、
初めて使ったアルブランのマスクが、あまりよくなかったため、
アットコスメの口コミを見たら、SK2のマスクがいいと目にしたことからでした。

SK2の口コミを見ると、それはそれは、絶賛の嵐。

  〇SK-II スキン シグネチャー 3D リディファイニング マスク
    →https://www.cosme.net/product/product_id/2946576/reviews
  〇SK-II フェイシャル トリートメント マスク
    →https://www.cosme.net/product/product_id/829/reviews

そこまのマスクをぜひ、使ってみたい。
と思ってお値段を見た時に、引っくり返ってしまいました。

     1枚 2400円!  

その時に初めて、SK2が高級ラインの化粧品であることを知ったのでした。


■ドラスト店員さんに強気といわせるSK2
いつものドラッグストアで値引きがある時に購入しようと思ったのですが、
お店の方から、「SK2は強気で、値段を下げないんですよ・・・」と聞きました。
そうなんだ・・・・
しかたがないので、とりあえず、2400円のマスクを購入しました。

実際に使ってみたら・・・・

なるほど、評判だけの価値はあります。
このお値段には、納得できないけど、
でも、お値段なりの効果もあることを認めてしまいます。
さすが、強気のSK2。
そして、私の中では「マスクのSK2」という位置づけになったのでした。


■スタッフも認めるエイジング化粧品のイメージ
その時にも「SK2って桃井さんがメインキャラクターだったので、
エイジング化粧品かと思ってました。小雪さんが、20代から使ってるって聞いて、
そうじゃなかったんだって思ったんです」と話したら、
「確かに、20代も対象ですが、高くて20代には使えないんですよね」
という話からも、高みに位置するSK2というイメージができあがりました。

デパートのカウンターでも、桃井さんの影響で、
SK2をエイジング化粧品と思っていらっしゃる方が多いんですよ。
という声が聞かれました。

「桃井さん、小雪さん、綾瀬さん、本当、お肌がきれいですよね。
 でも、CMの女優さんって、実際にその化粧品を使ってるって、
 ほとんどないっていいますよね。
 桃井さんは、使ってって話は耳にしますけど・・・」
とお話したら、
「いや、実際に使われているんですよ。小雪さんは、帰ったらすぐにSK2を使い、
 ドラマか映画のメイクも、SK2を指定されたと雑誌でおっしゃっていたそうです」

(えっ、ホント?  違う噂も耳にするのですが・・・・笑)


■お気に入りマスクをどこで買う?
そして、そのドラッグストアが閉店となり、気に入っていたマスクを
どこで購入するか・・・・という問題がおこり、
「この近所では、〇〇薬局で扱いがある。
 デパートのように買わなくてはいけない雰囲気はなく割引もあること」
など教えていただきました。

さて、どうしよう・・・と考えた時、
エストでデパートコスメも恐れるに足らず。と思えたこと。
高級路線の化粧品のデパートカウンターがどういうところなのかという興味もあり、
デパートのSK2を利用してみました。


■デパートカウンターであったいろいろな出来事

その時のことが↓にあります。

〇カウンター:【SK2】デパートカウンターでSK2を利用したら 
  →https://beautist.cosme.net/article/257858


カウンターで遭遇したいろいろな対応。
それが1人のBAさんの対応からくるパーソナルなものでなく、
何人かの方から感じられました。
どうも、自分の肌には合わない空気を感じられてしまったのです。

この印象が、どこからくるものなのか。
メーカーが持つ独特の雰囲気やイメージからなのか、
それとも、自分自身の先入観やどこかに問題があるからなのか・・・

いくつかの化粧品メーカーの門をくぐっているのですが、
それらとは一線を画す雰囲気があります。
(確かに格が違うというのもありますが)
そして、どうしても納得いかないことに遭遇することが多いのです。


■BAさんのプライドか、自身の庶民性か(笑)
一言でいうと、SK2はみんなの憧れのブランド。
一度は使ってみたい高級化粧品。
そんな利用者のイメージから、
扱う人たちのプライドが高くなっているのではという気がしています。

一方で、上手にBAさんと付き合い、いい関係を築けていらっしゃる方もいらっしゃいます。
なぜ、私にはそれができないのか。
何が、それを阻んでいるのかと考えているところです。

自分自身が、庶民的なブランドを好むため、高級ブランドは水に合わない(笑)?
業界の主流を走ったり、高級路線のメーカーでなく、
亜流の面白さ、新寄性を求めているから?
そんなあたりが、影響してこちらの受け取るイメージも
左右されてしまっているのでしょうか?


■商品力と人間力
人の対応には納得していないけど、そでも、使ってみたい商品があります。

一時、商品がよさそうなので、メイン使いを考えそうになったことがありました。
2本、そろえなければいけない化粧水。
2本の化粧水、それぞれの機能をちゃんと説明ができて、
2本使うことの意味を、納得させられていたら流れていたかもしれません。
(のちに自分でいろいろ調べて納得しました。
 なぜ、メーカーの方からその情報が得ることができないのか)

切り替えを考えながら、はたと、考え方が切り変わりました。

SK2で2本の化粧水を買うなら、その値段で、
エストの最高級ライン、エターナルフローの化粧水を買えるじゃない!
とりあえず、まだ使ったことのないそちらも使ってみよう・・・
(サンプルで、いいことは確認済みだったので)

ここで、SK2に引き込めなかったこと。
「同じお値段なら・・・」と、SK2には行かず、
それまでの化粧品の高級ラインに移行させてしまったこと。
そこに、SK2に何かが足りなかったのだと思うのです。

その結果、私の価値観では絶対に買うことはありえない、
同シリーズの3万もするクリームを買うという流れまで、
おきてしまいました。

せっかく「SK2にしようかな・・・」と
商品力で利用者の気持ちを動かしているのに、
人が、人を惹きつけることができなかったのでした。

一方、エストでは、当然、使う視野に入るはずもなかった、
1万円の化粧品を手にとらせることに成功しました。
そして次の段階のクリームへと段階を踏ませたのは、
それまでの接客の賜物だった言えると思います。
それがなければ、そんなクリームを手にすることはありえなかったのです。

SK2の関係者の方のお目に止まることを期待して、
ぜひ、ご一考をいただけたらと思い、あえて書かせていただきました。
SK2の最高のシーリーズと言われるLXPのサンプルをいただきました。
しかし、高くて手は出せないラインです。
その印象は、エストのエターナルフローと同じようなところがあります。

でも、エストでは、その手が出せないを超えて手にする何かがあったのです。

SK2にも、気に入っている商品があります。
しかし、でも・・・ と躊躇させてしまう何かを感じてしまうのです。

SK2とうまくお付き合いする方法を知りたいです。


【関連】
==■■メーカーの出会いとイメージ■■=======================
〇【花王】との出会いとイメージ ←ここ
  →https://beautist.cosme.net/article/277616
〇【アスタリフト】(富士フイルム)との出会いとイメージ
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〇【Sk2】の出会いとイメージ   ←ここ
  →https://beautist.cosme.net/article/278969
〇【アテニア】との出会いとイメージ
  →https://beautist.cosme.net/article/279796

==■■カウンター■■===============================
〇カウンター:【ソフィーナ】ドラッグストアのソフィーナ ーコスメに目覚めさせてくれたBAさんー
  →https://beautist.cosme.net/article/259007
〇カウンター:【ソフィーナ】スーパーのソフィーナ ーどの売り場も変わらないBAさんたちー
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〇カウンター:【エスト】はじめてのデパートコスメカウンター
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〇カウンター:【SK2】デパートカウンターでSK2を利用したら 
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